出来ることから始める
2016年3月4日キャリアチェンジの困難さ
何かしらの夢や希望があり、キャリアチェンジを行いたいと思ってもすぐには難しい場合もたくさんあります。例えば本当は医者として活躍したいという気持ちを持っていた場合、その気持ちを満たして医者になろうとすれば医学部に入り直して最低でも6年間は学校に通わなければなりません。医学部に合格するための受験や準備期間も考えますとより長い時間がかかるでしょう。現実的には、その間の生活のアテを考えなければなりません。
このように本音を追求してもすぐに望むキャリアチェンジを行えない可能性もあるのですが、かといって全てを諦める必要はありません。完全な夢の実現がすぐには無理でも少しでもそこへ近づくための方法はあるのです。
社内の配属変更を狙う
まず、キャリアチェンジを考えた場合に一番簡単な方法は社内での配属転換の希望を出すことでしょう。自分の所属している会社の業界自体が自分の志望とは一致していないかもしれませんが、それでも社内で配属を変えることで職種が変われば少しでも気持ちを満たせます。またそうして職種の経験を積むことで、今後の転職の幅が広がる場合もあるのです。
同じ職種で業界を変える
逆に、職種は同じまま業界を変えるという方法もあります。例えばあなたが今建築資材の営業をしており、本当は広告のコピーライターになりたいのだとしていきなりの転職は難しいでしょう。しかし、営業という仕事のまま広告業界に転職をすることはまだ可能性があります。そうして広告業界で働き現場の空気を吸う中で独学ででもスキルを磨けばコピーライターに転職できる可能性もあるのです。
現状のスキルや知識を活かす
他にキャリアチェンジの方法として、例えば営業をしているのなら営業としてより高い成果を収めて、営業関連の研修講師やコンサルタントへ転職を狙うという手もあるでしょう。また人事の経験があるのであれば、その経験を活かして人材会社の営業やキャリアカウンセラーに転職をするという手もあります。
やはりこうして少しずつでも環境を変えていくことで望むキャリアチェンジを実現できるかもしれません。
諦めないことの大切さ
諦めないことも大切です。冒頭の医者への転職を考える例ですが、医者には定年がない場合が多いので、極端なことをいえば今の仕事の定年後に勉強をして医学部に入り直し第二の人生を謳歌するという選択肢もあります。また定年までは待たなくとも家族の生活に目処が立った段階で奨学金をもらうなどの手もあるでしょう。状況は常に変化していますので、以前はダメだったことも可能になるかもしれません。こうした諦めない姿勢はとても重要です。
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出来ることから始める人間これまでのキャリアを無視して、完全に畑違いの分野へ転職をしたいと思ってもこれは中々できません。そこでまずは社内の配置転換を狙ったり、志望業界と志望職種のうち片方は妥協するなどして、できることから始めることが大切です。
選択肢を広げるキャリアは自分の計画通りにはいきません。理想的なキャリアプランが様々な事情によってそのままでは上手くいかなかくなった場合に備えて代替案などの選択肢を多く持ちましょう。例えば資格の取得や業務スキルを磨き、転職を可能にするなどです。
役立つ資格を取得資格の取得を志す際に、多くの人は自分の興味関心や今後のキャリアを重視して取得資格を選びがちです。しかし、仕事に対しては責任感や成長意欲持って取り組んできたことを示す意味でも、これまでの仕事の関連資格の取得もお勧めです。
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管理職に抜擢される人とは
これは多くの方が誤解をしていることなのですが、企業で出世をする人は多少破天荒で直属の上司と揉めることがあっても、自分から積極的に様々なことに挑戦しその結果から学べる人材です。また人事は採用段階からそのような人に目をつけています。