自分の正直な気持ちを
2016年3月1日正直な気持ちの大切さ
人間なかなか自分の気持ちに正直に本音で生きるということができません。絶えず何かに遠慮をしてしまったり、他人の顔色を伺いながら生きてしまいます。もちろん人間が社会を形成し他人と協力し合って生きていく存在である以上、他人に気を配ることも、時に自分を抑えることも必要でしょう。
しかし、人生の本来の目的は自分の素直な気持ちに従ってその望みを叶えていくこと、そして叶えようと成長していくことです。そのためには、時として我慢が必要だとしても自分の本音を見失ってはいけません。そして人生にとても大きな影響を与える仕事だからこそ、どんな仕事を選ぶのか、そしてどのように働きたいのかという部分は自分の本音をきちんと把握するべきなのです。人は自分の本音をきちんと認識してこそ、建設的にではそのためにどうするのかを考えることができます。
思い込みから脱却する
他人が自分の素直な気持ちや望む生き方に気付けない背景には、幼少時からの思い込みが影響を与えているケースが多くあります。例えば性差によって男性はこのように生きなければならない、あるいは女性はこのように生きなければならないという規範意識を持つ場合がありますが、その規範意識が当人の本音の欲求とずれているとそれはとても辛いことでしょう。
特にこうした思い込みは、「○○をしてはいけない」という形で自分にインプットされている場合が多いです。そこで、自分の本当の気持ちや本音に近づくためには、時に自分の中の常識、何々してはいけないという考えを本当にそうなのかと疑って過ごすと良いでしょう。
嫌なことに気づくことも重要
こうして自分の気持ちを確認していくと、「○○をしたい」といったポジティブな気持ちだけではなく、「○○はしたくない」といったネガティブな気持ちにもより深く気づいていきます。そうした気持ちも大切にして素直に受け止めてください。人によっては「○○したい」という気持ちよりも、「○○はしたくない」という気持ちの方がたくさんある人もいるかもしれません。もちろんどちらが優れているというわけではなく、素直な気持ちを把握することが大切です。
仕事は目的ではない
こうして自分の素直な気持ちがわかったら、その気持ちを基に今後の職業選択やキャリアチェンジを行いましょう。ただし注意点があり、それは仕事そのものが人生の目的にはならないということです。特に仕事内容、例えば教師や弁護士などの専門家などその仕事自体に目的意識を感じている人がいますが、仕事そのものではなく仕事を通して感じたことやそこでの成長が人間にとっての人生の目的です。
そのことを理解して、自分の本音を見つめる際にも何かの職業に就きたいという気持ちがあったらどうしてそう思うのかをよく深掘りするようにしてください。
CATEGORY
SPECIAL
出来ることから始める人間これまでのキャリアを無視して、完全に畑違いの分野へ転職をしたいと思ってもこれは中々できません。そこでまずは社内の配置転換を狙ったり、志望業界と志望職種のうち片方は妥協するなどして、できることから始めることが大切です。
選択肢を広げるキャリアは自分の計画通りにはいきません。理想的なキャリアプランが様々な事情によってそのままでは上手くいかなかくなった場合に備えて代替案などの選択肢を多く持ちましょう。例えば資格の取得や業務スキルを磨き、転職を可能にするなどです。
役立つ資格を取得資格の取得を志す際に、多くの人は自分の興味関心や今後のキャリアを重視して取得資格を選びがちです。しかし、仕事に対しては責任感や成長意欲持って取り組んできたことを示す意味でも、これまでの仕事の関連資格の取得もお勧めです。
PVランキング
管理職に抜擢される人とは
これは多くの方が誤解をしていることなのですが、企業で出世をする人は多少破天荒で直属の上司と揉めることがあっても、自分から積極的に様々なことに挑戦しその結果から学べる人材です。また人事は採用段階からそのような人に目をつけています。