魅力的な履歴書にするために

2016年2月23日
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履歴書作成のポイント

転職によってキャリアアップを図る場合、履歴書の作成はとても大きなポイントになります。通常の採用選考はまず書類審査から始まりますので、会いたいと思わせる履歴書になっていなければ面接まで進めません。また面接が行われた後も、面接担当者が社内の他の人と共に採用可否の判断をする際に、履歴書の内容は面接担当者からの評価と同様にとても大きなウェイトを持って扱われます。ですので、履歴書作成のコツを押さえておきましょう。

魅力的な履歴書にするために

まずはリストアップを優先する

転職を考え出した人に多いのがそもそも何を書いたら良いのかわからず、良くなるようにブラッシュアップする以前に書き出すことすらできないという状態です。そうなった場合は、まずは履歴書に書くべき内容をリストアップすることから始めると良いでしょう。この段階ではとにかくたくさん自分のアピールに繋がるようなネタを書き出すことが大切です。学歴や社歴は当然として、これまでの業務内容や各種表彰、受賞歴、仕事で力を入れたり工夫したポイントなどです。

履歴書は1枚に抑える

そうして書くべき内容をリストアップしたら次に削りに入ります。基本的に履歴書は1枚に収まるようにしましょう。取り組んだプロジェクトの概要などをアピールしたい場合もあるでしょうが、その場合は履歴書の1枚目で当人の概要がわかるようにし、2枚目以降に参考資料を添付するという構成にするべきです。企業の採用担当者も忙しく履歴書の2枚目以降を見ていない場合があります。そのため、まずは1枚で概要の部分を伝えきる必要があるのです。

構成はテンプレートを活用する

そして内容を絞った後は相手に魅力的に感じてもらうように記載内容の順番付けをしていくのですが、転職エージェントなどに協力してもらって転職を成功させた人のテンプレートを参考にすると良いでしょう。転職を成功させた人の履歴書を実例として見ますと、その構成がいいヒントになって書きやすくなります。ただし注意点として、これは記載内容のリストアップやその絞り込みを終えた後にしてください。初めから他人の履歴書を見てしまいますと、その内容に引きずられてしまい却って書きづらくなったり内容のオリジナリティが無くなってしまいます。

フレーズの置き換えも有効

こうして履歴書の雛形ができたらその内容のブラッシュアップを行います。特に採用担当者は数多くの履歴書を見てきていますので、他人にはないオリジナリティを出せると良いでしょう。ポイントはリーダーシップや協調性といったよく使われがちなフレーズの言い換えです。これらの言葉は便利であり使いやすいのですが、多くの転職者が使っている言葉のためインパクトに残りません。また元々抽象的な概念のため、イメージも湧きづらいのです。こうした言葉は当時の状況などをより深掘りし、具体的なエピソードや内容で表現するようにしましょう。

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出来ることから始める人間これまでのキャリアを無視して、完全に畑違いの分野へ転職をしたいと思ってもこれは中々できません。そこでまずは社内の配置転換を狙ったり、志望業界と志望職種のうち片方は妥協するなどして、できることから始めることが大切です。

選択肢を広げる

選択肢を広げるキャリアは自分の計画通りにはいきません。理想的なキャリアプランが様々な事情によってそのままでは上手くいかなかくなった場合に備えて代替案などの選択肢を多く持ちましょう。例えば資格の取得や業務スキルを磨き、転職を可能にするなどです。

役立つ資格を取得

役立つ資格を取得資格の取得を志す際に、多くの人は自分の興味関心や今後のキャリアを重視して取得資格を選びがちです。しかし、仕事に対しては責任感や成長意欲持って取り組んできたことを示す意味でも、これまでの仕事の関連資格の取得もお勧めです。

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これは多くの方が誤解をしていることなのですが、企業で出世をする人は多少破天荒で直属の上司と揉めることがあっても、自分から積極的に様々なことに挑戦しその結果から学べる人材です。また人事は採用段階からそのような人に目をつけています。